会津の足元を半世紀。ブリヂストンタイヤ会津販売、これまでとこれから
こんにちは。ブリヂストンタイヤ会津販売株式会社です。
普段はあまり会社の歴史についてお話する機会がないのですが、コラムの最初のうちに、私たちがどんな道のりを歩んできた会社なのか、少しお話させていただけたらと思います。
ブリヂストン製品を半世紀以上、会津地方の販売店様へお届けし続けてきた──そのバトンを次の世代にどうつないでいくか。日々考えている「これまで」と「これから」を、できるだけ素直に書いてみます。
始まりは、昭和44年(1969年)10月
ブリヂストンタイヤ会津販売株式会社が誕生したのは、昭和44年(1969年)10月のことです。
私たちはゼロから生まれたわけではなく、もともとは「会津自動車工業株式会社」というグループの母体となる会社のなかの「タイヤ部門」でした。タイヤ事業が拡大していく中で、より専門的に、機動力をもってブリヂストン製品をお届けできる体制をつくろう──そんな想いで、タイヤ部門を独立させたのが当社の出発点です。
ちなみに母体の会津自動車工業の前身を辿ると、昭和8年(1933年)創業の「ヤマカモーター商会」までさかのぼります。会津という地域でクルマと関わってきた歴史は、実は90年以上に及びます。
半世紀の中で、業界は大きく変わりました
私たちが分離独立した昭和44年(1969年)から今日まで、タイヤ業界は本当に大きく変わりました。少し振り返ってみます。
1970年代|モータリゼーションの本格化
軽自動車の普及、高速道路網の拡大。「クルマが一家に一台」が当たり前になり、タイヤの需要も右肩上がり。販売店様も増え、私たちのお取引先も少しずつ広がっていった時代です。
1980〜90年代|スタッドレスタイヤの登場
それまでの冬は「スパイクタイヤ(金属の鋲が付いたタイヤ)」が主流でした。しかし路面を削って粉塵を生むことが社会問題化。スパイクタイヤに代わるものとして「スタッドレスタイヤ」が登場し、急速に普及しました。
ブリヂストンも1988年にBLIZZAK(ブリザック)初代を発表。雪の多い会津地方にとって、スタッドレスタイヤの登場は本当に大きな出来事でした。今では当たり前のスタッドレス商品も、登場当初は性能を疑問視する声も多く、販売店様と一緒に「冬を安全に走れる新しいタイヤ」を地道にお伝えしてきたものです。
1990年代後半〜2010年代|低燃費・環境性能の時代へ
地球環境への意識が高まり、タイヤにも「低燃費」「省資源」が求められる時代に。ECOPIA(エコピア)は1995年に初代が誕生し、その後2000年代以降、低燃費性能と安全性能の両立を進化させながら、定番ブランドとして広く浸透していきました。
ラインナップの多様化が進む
クルマや使い方の多様化に合わせて、ブリヂストンのラインナップもどんどん広がってきました。スポーツ走行向けのPOTENZA(ポテンザ)は1979年から、静粛性のフラッグシップREGNO(レグノ)は1981年から続く長年のブランド。商用車向けのDURAVIS(デュラビス)、近年ではプレミアムSUV専用のALENZA(アレンザ)(2017年〜)など、用途やライフスタイルに合わせた選択肢が充実してきました。
販売店様の店頭でエンドユーザー様にベストな1本を選んでいただくために、私たち卸代理店も「タイヤを売る」から「タイヤを通じた提案をする」役割へと、少しずつ変わってきました。
それでも、変わらないこと
業界がどれだけ変わっても、私たちが大切にしてきたことは半世紀ずっと変わっていません。
「人を大切にする」という経営理念
これは、母体の会津自動車工業から脈々と受け継いでいる、当社グループ共通の経営理念です。社員も、お客様も、お取引先様も──関わるすべての人を大切にする。当たり前のことのようですが、これを半世紀続けることは決して簡単ではありません。
販売店様との「二人三脚」の姿勢
私たちは、販売店様の店頭にエンドユーザー様がいらっしゃって、その方が安心して走ってこそ初めて、自分たちの仕事の意味があると考えています。だからこそ、「売って終わり」ではなく、納品後のフォロー、新商品のご提案、販促支援──販売店様の隣で動くことを大切にしています。
会津という地域に、根を張り続けること
営業所は今も昔も会津のみ。担当エリアは会津地方が中心です。「もっと広いエリアを狙えば」と言われたこともありますが、私たちは、まず会津のお客様にとってベストな代理店であり続けたい──そう考えています。
グループでつなぐ「卸・整備・小売」
半世紀の中で、私たちは1社だけでなく、グループとして地域のクルマ社会を支える形に発展してきました。
整備・販売の母体:会津自動車工業株式会社
軽自動車から大型車・建機まで、あらゆる車種の整備・販売に対応する母体企業です。
小売店舗:タイヤピット会津(株式会社SKコーポレーション)
会津若松市内で、地域のドライバー様向けに直接サービスを提供。タイヤ交換から KeePerコーティングまで、クルマのトータルメンテナンスをワンストップで。
喜多方エリアの小売店舗:株式会社COCKPIT121
喜多方市のブリヂストン系列店として、地域のカーライフをサポート。
私たちブリヂストンタイヤ会津販売は、これらのグループ各社と連携することで、「卸・整備・小売」の3つの側面から、会津地域全体のクルマ社会を支えています。
これから:次の半世紀に向けて
業界はこれからも大きく変わっていきます。
EVの普及、自動運転技術の進化、サブスクリプション型のカーライフ。クルマとタイヤの関係も、ドライバーと販売店様の関係も、私たちが入社した当時とはまったく違うものになっていくでしょう。
新ブランド「FINESSA(フィネッサ)」のような新世代タイヤの提案
2026年2月1日にブリヂストンから発売された新ブランド「FINESSA(フィネッサ)」のように、これからも次々と新しいタイヤが登場します。販売店様にいち早く情報をお届けし、エンドユーザー様にとっての価値を一緒に考えていく──そんな代理店であり続けたいと思っています。
次の世代の仲間を育てる
少人数の会社だからこそ、社員一人ひとりが「顔の見える代理店」を担っています。これから入社する次の世代の仲間にも、「人を大切にする」という経営理念をしっかり受け継いでもらえる職場でありたい──これが私たちの中長期的な目標の一つです。
グループ連携をさらに深める
卸・整備・小売がもっと滑らかに連動することで、地域のドライバー様にとっての「困った」をワンストップで解決できるグループへ。
最後に
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
私たちブリヂストンタイヤ会津販売は、決して大きな会社ではありません。しかし、会津という地域に半世紀以上根を張り、ブリヂストンという確かな製品を、誠実にお届けしてきたという自負があります。
これからも、販売店様・お取引先様・地域のドライバー様の「足元」をしっかり支えていけるよう、社員一同精進してまいります。
新規お取引のご相談、商品に関するご質問、採用に関するお問い合わせなど、どんなことでもお気軽にご連絡ください。

